学生ブログ
2020.10.19
つくりもん、つくってみた!
こんにちは!吉田です。
今回は、去る9月22日(火・祝)に高岡市立福岡公民館で行われたつくりもんの体験教室に参加した際の様子をご紹介します!
地元の子供たちに混ざってのつくりもん体験、とってもドキドキしました。
当日、公民館にはたくさんの野菜が用意されていました。
ピーマンやなす、じゃがいも、きゅうりなど、スーパーでよく見るような野菜から、
ひょうたんや、珍しい形をしたかぼちゃなどが見られました。
また、小さなパーツとして、豆や貝殻、麩…なんと、卵の殻も用意されていました。
こんな、何気なく捨てちゃうようなものまで使えるのですね!
そして今回作るつくりもんのテーマは、「どうぶつの森」!
各々様々な動物を思い浮かべながら、野菜を選んでいきます。
ここで一番強く印象に残っているのは、子供たちの方が迷いなく制作に励んでいたことです。
私たち学生が野菜選びに迷っている中、子供たちは手を休めることなく思い思いの動物を作り上げていました!
子供たちならではの自由な発想は、とても魅力的ですね。
竹串とトンカチなどを使って、野菜をつなぎ合わせ、調整すること約1時間…
完成です!
左から、藤田・吉田は犬、中西はライオンを作りました。
作品は最後、地元のお地蔵様へお供えに行きました。
五穀豊穣祈願と感謝をお地蔵様にお伝えし、この日の体験は終了しました。
体験を通して特に実感したのは、つくりもん制作の難しさでした。
制作方法・使用道具を地元の方々から伺ってはいましたが、
野菜をつなぎ合わせるなどの単純に思えた作業1つ1つがとても緻密で難易度の高いものであるとは、体験するまで理解できなかったと思います。
このような作業を繰り返して素晴らしい作品をつくりあげる職人さんたちの努力や経験の積み重ねは、とても価値あるものだと改めて感じた1日でした!
実際に作ってみなければ気づけない魅力が、つくりもんにはたくさんあります。
今からでも自宅で、家族みんなでつくりもんを作ってみませんか?
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと4日!
2020.10.17
番外編:野々市豊年野菜神輿!
「野々市市豊年野菜神輿(野々市の祭り)行事・祭事」
https://opd.opendata-japan.com/facility_and_place_v5s?facility_id=GV-NQYT-IEFA-PGKU
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと6日!
2020.10.15
つくりもんまつり、数々の受賞歴!
こんにちは!中西です。
今日は、
◇2006年(平成18年) サントリー地域文化賞(
サントリー地域文化賞は、活動の継続性、独創性、発展性、
評価された内容の一部
『つくりもんの制作は毎晩、
親と一緒に子どもたちもやってきて豆貼りなどの「お手伝い」。
この豆にも裏表や上下があり、熟練するまでに「豆貼り3年」
それぞれの得意な分野で自然に分業するので、年齢や職業、
(作業風景)
サントリー地域文化賞では、
この結果は、歴史だけでなく、
◇2017年(平成29年)ふるさとイベント大賞 大
ふるさとイベント大賞は、
そうする事で、地域内のイベントの創造、発展、活性化を促し、
評価されたポイントとしては、
●様々な「つくりもん作品」の細工を、
●開催回数は50回以上を数え、観客動員数は10万人以上にのぼ
●地域ぐるみの共同作業を通じることでコミュニティを形成し、
等のことがあげられていました。
その他の受賞歴
◇2007年(平成19年) 北日本新聞文化功労賞(
◇2013年(平成25年) 地域再生大賞 優秀賞
全国の47都道府県の中の1番に選ばれるほどの輝くものをつくり
つくりもんまつりは歴史があるだけでなく、
多くの人が評価するつくりもん祭り是非足を運んでみてはいかがで
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであ
2020.10.14
福岡町ってこんなところ-殿様清水、島田邸-
こんにちは、藤田です!
2020.10.13
気になった作品PICK UP!
こんにちは!吉田です。
今回は、これまでの作品の中から私が特に気になった作品をご紹介いたします。
その作品がこちらです!
こちらは、昨年度出品され、一般の部で優勝された新栄町自治会さんの「東京さんぽ」です。
なんとこの作品は昼夜2部構成になっており、つくりもんで表現された昼と夜の東京の様子を歩きながら見てもらうというコンセプトで作られています。
こちらが昼の東京さんぽです。
人物や構造物の細やかな表現が、東京ならではの良い騒がしさを生み出しているように感じます。
ザワザワ…という音が聞こえてきそうで、ワクワクしますね!
一番興味深かったのは、トウモロコシによるビルの表現です。
一粒一粒が窓になっており、所々空きを作ることで、そのまばら感がより忠実に再現されています。
発想力と細部までのこだわりが本当に素晴らしいですね。
そしてこちらが、夜の東京さんぽです。
花火に照らされて東京全体が暖かい色に染まる表現は、あたたかみのあるつくりもんの特徴を存分に生かしてできています!
実際に昼の東京を見た後に歩いてこの作品にたどり着くような仕組みなので、
この作品の中に入り込んで、つくりもんの人たちと一緒に花火を見上げているような感覚になるのかもしれませんね。
風景や人の営みを描いたつくりもんが持つ、見ている人を作品の世界に引き込む力は、
他の芸術作品にはあまり見られない独特なもののように思います。
今年度の2020つくりもんコンテストにも、つくりもんの世界が楽しめるような作品が見られたら嬉しいですね!
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと10日!
2020.10.12
福岡ってこんなところ ー菅笠問屋ー
こんにちは、中西です。
今日はつくりもん以外の福岡町にある魅力の一つ、日本遺産に指定されている「菅笠問屋の町並み」について紹介していきます。
まず日本遺産とは何かについて説明します。
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。
東京五輪2020までに100件の登録を目指し、現在は104件の登録が行われました。
よく聞く文化財との違いとしては、文化財は個々の価値を重視します。
しかし、日本遺産は地域に点在する文化財・遺産を歴史ストーリーとして関連させ地域全体を活用すること重視します。
このストーリー性を国内外へ発信することで地域活性化を図ることが目的です。
富山県高岡市は、「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡―人、技、心―」として日本遺産に登録されています。
その構成文化財のとして、国宝の瑞龍寺や高岡城跡などがあり、福岡地区の「越中福岡の菅笠製作技術」と「菅笠問屋の町並み」も日本遺産として2016年4月に追加認定されました。
(菅笠問屋の町並み)
福岡の菅笠は江戸時代から加賀笠として広く知られ、一大生産地として全国シェアの9割以上を占めるようになりました。
旧北陸街道沿いには伝統的な町並みが良く残っており、菅笠生産による賑わいを物語っています。
それが今回の菅笠問屋です。
実際に、町並みを見てみると奥長の建物であり、普通の町並みとは違う雰囲気を味わえます。
古い町並みとして、格子目が細かい千本格子(さまのこ)や格子窓、格子なども見られました。
福岡は文化と歴史が根付く町ですね。
つくりもんまつり訪れる際には、是非福岡町全体を観光してみてはいかがでしょう。
2020.10.11
実はこんなコラボが⁉幻のオリジナルグッズ
こんにちは、藤田です!
2020.10.10
福岡町ってこんなところ-菅笠のまち-
こんにちは、藤田です!
2020.10.09
つくりもんの挑戦と転機!
こんにちは!中西です。
今日は、
地元民の祭りとして、
観光の面としてアピールされるようになったのは、196
毎年、昨年の作品が彩りを与えている、
(つくりもんまつりのポスター)
1968年(昭和43年)には、NHKテレビ、
1971年(昭和46年)からは、
(つくりもんの大型作品たち)
1972年(昭和47年)に、NHK取材者からの提案があり「
確かに「
1981年(昭和56年)
2012年(平成24年)NHK・BS2により全世界に放映され
長い歴史の中で様々な転機と挑戦があったんですね。
今年の2020つくりもんコンテストも新しいチャレンジですね!
是非、新しいチャレンジとして、2020つくりもんコンテストへ
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであ
2020.10.08
つくりもんと時の流れ
こんにちは!中西です。
今日は、つくりもんの作品について時の流れによる変化を紹介していきます。
現在、参加されている作品の数は約30~40作品です。
グループによってこだわりや参加理由も様々。それぞれの特色を見てみるのも楽しみの一つですね!
例えばこちらの作品は、「爆笑会とゆかいな仲間たち」という制作グループが作ったものです。
甲冑や鎧のクオリティの高さとは裏腹に、さりげなく自分たちのグループの名前を入れていて遊び心がありますね!
制作者の年齢層としては、70~80代の人も参加しており、最も若い人でも40代だそうだとか。
残念なことに20~30代の若手がおらず年々作品の数が減って行ってしまっているのが現状だそうです。
しかし、つくりもんまつりは新しいグループとして、企業作品も参加するようになりました。
こちらの作品は、「富山銀行福岡支店」のグループが作った作品です。
流行に乗った作品で人の注目を集めそうですね!こちらもグループ名が作品の中に……!
こちらの作品は、「北陸銀行福岡支店」のグループが作られたものです。
2018年の夏の甲子園。
金足農業の快進撃が凄まじかったのを今でも覚えています!
その年の印象的な出来事が作品になる事で、その年を彩るつくりもんになりますね!
また、ふるさとイベント大賞を受賞したり、地域再生大賞 優秀賞等を頂いたりしています。
その注目度は、年々広がりを見せていることが分りますね。
今回つくりもんまつりの事を知っていくことで、つくりもんを作るだけでなく、地域の交流の場、地域のコミュニティを形成しているという事も含めて注目がされているのだと思いました。
是非、つくりもんまつりを覗いてみてはいかがでしょう?
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと15日!