学生ブログ

2020.10.23

番外編:ミュゼふくおかカメラ館

こんにちは、番外編担当、前川です。

 
今回は福岡町にある、「ミュゼふくおかカメラ館」について紹介します!
 
 
ミュゼふくおかカメラ館とは、写真文化の魅力を伝えるミュージアムです。カメラ館は期間ごとに異なる展示会行われており、今回は、2つの展示が行われていました。

まずは「日本スポーツ写真協会報道展―スポーツに魅せられてー」という企画写真展について紹介していきます。
日本スポーツ写真協力報道写真展は、さまざまなスポーツの分野で活躍する写真家の仲間8人が発起人となり、令和元年5月に設立した、一般法人日本スポーツ写真協会が協力して行われている写真展です。
スポーツ協会の協力とのことで、アスリートの方々の写真が飾られていました。
勝者の喜びの表情から、敗者の悲しみや悔しさの表情まで事細かく切り取られており、異なる写真家の作品が飾られているため、表現の仕方も違って、興味深かったです。
私が印象に残った作品は一階の廊下に飾られていた、泉悟郎さんの作品です。その写真はマラソン選手がゴール直後に笑顔で握手を交わしている写真でした。
同じ辛さを味わった選手同士だからこそ、通じるものがあり、それを互いに称え合う様子は情熱的で、かっこよかったです。どの写真も一瞬を切り取ったものでありますが、その背景にある物語も感じることができました。
 
 
もう一つの展示は「BIRTH YEAR! NIPPON CAMERA」です。
このコレクション展では、1950年から2000年の間に誕生したカメラの中から、それぞれの年で注目すべきカメラが展示されており、その数なんと104個もありました!
その他にも、カメラの歴史・種類・価格の移り変わりなどがパネルで展示されており、奥には動画での展示も行われていました。
私が興味を持ったのは戦後に作られたカメラです。戦後という時代でありながらも、精密に作られており、現在に劣ることのないカメラは、見とれるほどでした。
また、個性的なカメラもあり、カメラの構造の変化やデザインの変化を現物で感じることができたので、貴重な経験をすることができました。
 
 
展示スペースではイベントも行われていました!
「わくわくカメラカン」
 
対象年齢は小・中学生でしたが、今回特別に参加させていただきました!
カメラのシールと、用紙をもらって準備完了。カメラが展示している場所に向かいます。
 
用紙に書かれている特徴を読み、展示のカメラを探し出します。そして展示のカメラとシールのカメラを照らし合わせ用紙張っていきます。すべて見つけることができたら、受付の方に渡しに行きます。
すると、参加賞として、各年代に作られたカメラをモチーフにした、缶バッチをもらうことができます。
(ちなみに私は、1965年のものをいただきました!)
 
体験では、楽しみながら、カメラの歴史について学ぶことができたので、とても面白かったです!
期間は12月13日までなので皆さんもカメラの歴史を学んで見ましょう!
 
今回ご協力いただいた、カメラ館の皆様、ありがとうございました!
 
 
ミュゼふくおかカメラ館では今年、公式LINEが開設されました。
公式LINEでは、コレクション展・企画展情報、また一般の方限定のお得なクーポンも配布されているので、ぜひチェックしてみてください!
 
 
「日本スポーツ写真協会報道展―スポーツに魅せられてー」
期間:10/3~11/15
入館料:一般800円、高校・大学生400円、中学生以下無料
※土日・夏休みは高校生以下無料
入館料は写真展ごとに異なります。
※「BIRTH YEAR! NIPPON CAMERA」の入館料は企画写真展に含まれます。
 
 
ミュゼふくおかカメラ館
住所:〒939-0117 富山県高岡市福岡町福岡新559
電話番号:0766-64-0550
↓公式LINE QRコード↓
また、2020つくりもんコンテストの応募期間が変更されました。
まだまだ皆さんのご応募、お待ちしております!
 
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(11月23日)まであと31日!

2020.10.19

つくりもん、つくってみた!

こんにちは!吉田です。

今回は、去る922日(火・祝)に高岡市立福岡公民館で行われたつくりもんの体験教室に参加した際の様子をご紹介します!

地元の子供たちに混ざってのつくりもん体験、とってもドキドキしました。

 

当日、公民館にはたくさんの野菜が用意されていました。

ピーマンやなす、じゃがいも、きゅうりなど、スーパーでよく見るような野菜から、
ひょうたんや、珍しい形をしたかぼちゃなどが見られました。

また、小さなパーツとして、豆や貝殻、麩…なんと、卵の殻も用意されていました。


こんな、何気なく捨てちゃうようなものまで使えるのですね!

そして今回作るつくりもんのテーマは、「どうぶつの森」!
各々様々な動物を思い浮かべながら、野菜を選んでいきます。

ここで一番強く印象に残っているのは、子供たちの方が迷いなく制作に励んでいたことです。
私たち学生が野菜選びに迷っている中、子供たちは手を休めることなく思い思いの動物を作り上げていました!
子供たちならではの自由な発想は、とても魅力的ですね。

 

竹串とトンカチなどを使って、野菜をつなぎ合わせ、調整すること約1時間…

完成です!

左から、藤田・吉田は犬、中西はライオンを作りました。

 

作品は最後、地元のお地蔵様へお供えに行きました。



 

五穀豊穣祈願と感謝をお地蔵様にお伝えし、この日の体験は終了しました。

 

体験を通して特に実感したのは、つくりもん制作の難しさでした。
制作方法・使用道具を地元の方々から伺ってはいましたが、
野菜をつなぎ合わせるなどの単純に思えた作業11つがとても緻密で難易度の高いものであるとは、体験するまで理解できなかったと思います。
このような作業を繰り返して素晴らしい作品をつくりあげる職人さんたちの努力や経験の積み重ねは、とても価値あるものだと改めて感じた1日でした!

 

実際に作ってみなければ気づけない魅力が、つくりもんにはたくさんあります。

今からでも自宅で、家族みんなでつくりもんを作ってみませんか?

 

2020つくりもんコンテスト締め切り(1023日)まであと4日!

2020.10.17

番外編:野々市豊年野菜神輿!

初めまして!
特別参加させていただくことになりました、前川です。
 
「番外編」ということで、つくりもん祭りと共通する部分のある、私の地元野々市市の野々市豊年野菜神輿(ののいちほうねんやさいみこし)について紹介させていただきます。
 
まずは、野々市市で野菜神輿が行われるようになった由来について説明していきます。
 
豊年神輿(野菜神輿)は明治の頃、天災や病害虫で農作物に多くの被害が続き、農民が非常に困り、有志が相談し農作物で神輿を作り、氏神様に献上し五穀豊穣を祈願したことが始まりです。 以来、様々な工夫と改良を重ね、現在では野々市市本町2丁目の若者が中心となり、様々な農作物で飾られた「野菜神輿」が市内を練り歩き、布市神社の秋季例祭に奉納されています。
「野々市市豊年野菜神輿(野々市の祭り)行事・祭事」
https://opd.opendata-japan.com/facility_and_place_v5s?facility_id=GV-NQYT-IEFA-PGKU
 
今年度はコロナの影響で開催中止となりましたが、野々市市のカミーノという場所で展示が行われました。
 
 
入ってすぐの場所に大きなお神輿が展示されていました!
大きな神輿をよく見てみると、野菜たちで彩られています。
   
 
屋根は稲穂をふき上げ、欄千は玉ネギ、鳥居はレンコン、紋はナス、柿、その他栗、ナンバ、ショウガ、果物等、特に頂上の鳳凰は秋の草木使って製作されています。(カミーノ解説文より)
 
制作には約2か月を要し、重量は約500kgを越えるそうです。
全国的にも珍しい野菜神輿ですが、野菜を使ったお祭りであることは、つくりもん祭りと共通する部分がありますね。
 
野菜神輿は、一つ一つの野菜がかわいらしく、きれいに飾られており、自然美を活かした、豪華なお神輿です。今年は、展示という形でじっくり見ることができましたが、やはり、地元住民の方が実際に担いでいる様子も見てみたくなりました。
 
毎年、10月に開催されていますので、来年の「野々市豊年野菜神輿」もぜひチェックしてみてください!
 
以上番外編でした!
また番外編担当としてブログに参加させていただくので、よろしくお願い致します。

☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと6日!

2020.10.15

つくりもんまつり、数々の受賞歴!

 こんにちは!中西です。

 

今日は、つくりもんまつりが受賞してきた数々の受賞歴を紹介していきます

◇2006年(平成18年) サントリー地域文化賞(
サントリー文化財団)

サントリー地域文化賞は、活動の継続性、独創性、発展性、地域への影響力の大きさなどを考慮し、原則として全国から毎年5件の活動を選定しています。

評価された内容の一部

『つくりもんの制作は毎晩、勤めや家事を終えた人々が作業場所に集まって、和気藹々と進められます。

親と一緒に子どもたちもやってきて豆貼りなどの「お手伝い」。

この豆にも裏表や上下があり、熟練するまでに「豆貼り3年」と言われています。

それぞれの得意な分野で自然に分業するので、年齢や職業、古くから住んでいる人と最近移り住んで来た人との垣根を越えた地域住民の交流の場となっているのです。』

(作業風景)
サントリー地域文化賞では、
地域内での様子をより具体的な例を出して評価していますね!つくりもんまつりの歴史だけでなく内情も言及していて、細かいところまで調査した結果の受賞。

この結果は、歴史だけでなく、それ以上に今の人たちにも何か思うことがあるからこその受賞だと思います。


◇2017年(平成29年)ふるさとイベント大賞 大賞・内閣総理大臣賞

ふるさとイベント大賞は、地域活性化センターが日本各地で地域の個性を活かしたユニークなイベントのうち、特に優れたものを表彰し、全国へ紹介を行っています。

そうする事で、地域内のイベントの創造、発展、活性化を促し、個性豊かな地域社会を実現する大きな力となることを目的としているそうです。

 
評価されたポイントとしては、

●様々な「つくりもん作品」の細工を、町内に展示するユニークな歴史のある「奇祭」である。 

●開催回数は50回以上を数え、観客動員数は10万人以上にのぼる人気イベント。 

●地域ぐるみの共同作業を通じることでコミュニティを形成し、伝統文化の継承にもつなげている。

等のことがあげられていました。


その他の受賞歴

◇2007年(平成19年) 北日本新聞文化功労賞(北日本新聞社)

◇2013年(平成25年) 地域再生大賞 優秀賞



全国の47都道府県の中の1番に選ばれるほどの輝くものをつくり
もんまつりは持っているということですね!

つくりもんまつりは歴史があるだけでなく、地元外からもとても高い評価を受けていることが今回改めてわかりました!

多くの人が評価するつくりもん祭り是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

☆2020つくりもんコンテスト締め切り(1023)まであと8日!

2020.10.14

福岡町ってこんなところ-殿様清水、島田邸-

こんにちは、藤田です!

今日は福岡町にある「殿様清水(とのさまじょうず)」と「島田邸」を取り上げます。
殿様清水や島田邸は、福岡駅から徒歩で向かえますので、福岡町に立ち寄られた際は是非雅楽の館と一緒に足を運んでみてくださいね。

さて、そんな殿様清水の歴史は江戸時代に遡ります。
加賀藩前田家の歴代藩主は参勤交代の際、福岡町の街道沿いにある長安寺で休憩していました。
長い長い移動の途中、渇いた喉を潤すために、飲んでいたのがこの殿様清水だと言われています。


その後1878(明治11)年、明治天皇が北陸に巡幸した際も、この地で休憩されたと言われています。

現在はポケットパークになっていて、ベンチで休憩できるスペースもあります。
福岡町の歴史を感じながらほっと一息ついてみるのはいかがでしょうか。

そして、明治天皇はその他にも福岡町の旧家「島田邸」に立ち寄られたそうです。
その際には、福岡町に長く伝わる雅楽の演奏をお聴きになったと言われています。

そんな歴史と由緒ある島田邸、中に入るには許可が必要なのですが、外観や庭園は外からでも眺めることができます。
明治天皇もご覧になったであろう、緑豊かな日本庭園には心が癒されます。

皆さんも是非一度、雅楽の館や菅笠問屋と合わせて歴史ある福岡町を散策してみてくださいね。

☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと9日!

2020.10.13

気になった作品PICK UP!

こんにちは!吉田です。
今回は、これまでの作品の中から私が特に気になった作品をご紹介いたします。

 

その作品がこちらです!

 

こちらは、昨年度出品され、一般の部で優勝された新栄町自治会さんの「東京さんぽ」です。
なんとこの作品は昼夜2部構成になっており、つくりもんで表現された昼と夜の東京の様子を歩きながら見てもらうというコンセプトで作られています。

 

こちらが昼の東京さんぽです。

人物や構造物の細やかな表現が、東京ならではの良い騒がしさを生み出しているように感じます。
ザワザワ…という音が聞こえてきそうで、ワクワクしますね!

一番興味深かったのは、トウモロコシによるビルの表現です。

一粒一粒が窓になっており、所々空きを作ることで、そのまばら感がより忠実に再現されています。
発想力と細部までのこだわりが本当に素晴らしいですね。

 

そしてこちらが、夜の東京さんぽです。

花火に照らされて東京全体が暖かい色に染まる表現は、あたたかみのあるつくりもんの特徴を存分に生かしてできています!

 

実際に昼の東京を見た後に歩いてこの作品にたどり着くような仕組みなので、
この作品の中に入り込んで、つくりもんの人たちと一緒に花火を見上げているような感覚になるのかもしれませんね。

 

風景や人の営みを描いたつくりもんが持つ、見ている人を作品の世界に引き込む力は、
他の芸術作品にはあまり見られない独特なもののように思います。

 

今年度の2020つくりもんコンテストにも、つくりもんの世界が楽しめるような作品が見られたら嬉しいですね!

 

2020つくりもんコンテスト締め切り(1023)まであと10日!

2020.10.12

福岡ってこんなところ ー菅笠問屋ー

 こんにちは、中西です。


今日はつくりもん以外の福岡町にある魅力の一つ、日本遺産に指定されている「菅笠問屋の町並み」について紹介していきます。
まず日本遺産とは何かについて説明します。

日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。

東京五輪2020までに100件の登録を目指し、現在は104件の登録が行われました。

よく聞く文化財との違いとしては、文化財は個々の価値を重視します。

しかし、日本遺産は地域に点在する文化財・遺産を歴史ストーリーとして関連させ地域全体を活用すること重視します。

このストーリー性を国内外へ発信することで地域活性化を図ることが目的です。


富山県高岡市は、「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡―人、技、心―」として日本遺産に登録されています。

その構成文化財のとして、国宝の瑞龍寺や高岡城跡などがあり、福岡地区の「越中福岡の菅笠製作技術」と「菅笠問屋の町並み」も日本遺産として20164月に追加認定されました。


(菅笠問屋の町並み)
福岡の菅笠は江戸時代から加賀笠として広く知られ、一大生産地として全国シェアの9割以上を占めるようになりました。
旧北陸街道沿いには伝統的な町並みが良く残っており、菅笠生産による賑わいを物語っています。

それが今回の菅笠問屋です。
実際に、町並みを見てみると奥長の建物であり、普通の町並みとは違う雰囲気を味わえます。
古い町並みとして、格子目が細かい千本格子(さまのこ)や格子窓、格子なども見られました。

福岡は文化と歴史が根付く町ですね。
つくりもんまつり訪れる際には、是非福岡町全体を観光してみてはいかがでしょう。

 2020つくりもんコンテスト締め切り(1023)まであと11日!

2020.10.11

実はこんなコラボが⁉幻のオリジナルグッズ

こんにちは、藤田です!

今日はつくりもんまつりとコラボして販売されたグッズを取り上げます!
実はつくりもんまつり、アウトドアブランドの「CHUMS」とコラボした、オリジナルTシャツが作られていたんです!
2018年verがこちら。

CHUMSのマスコット「ブービーバード」が菅笠をかぶっていて、とっても可愛いデザインになっています。
TSUKURIMONMATSURIというロゴの両サイドにもポイントが!
つくりもんに使われるカボチャがデザインされています。

そして、2019年verがこちら。

ブービーバードが、両羽いっぱいに大根やカボチャなどの野菜を抱えていて、とっても可愛いデザインとなっています!

このTシャツは、つくりもんまつりに大勢の人が来てほしい!という思いを抱いた高岡市商工会青年部の方々によって企画され、コラボが実現しました。

その思いは実り、どちらのTシャツも予約開始から即完の人気で、まつり当日の販売ブースにも多くの人が集まったそうです!

こんな異色のコラボがあったなんて驚きです!私も買いたかった〜!

ですが、今年はつくりもんまつりが中止となり、Tシャツも販売されないそうです。
来年以降また幻のコラボが実現する日が来るといいですね。
次はどんなグッズが販売されるのか、わくわくします!

☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと12日!

2020.10.10

福岡町ってこんなところ-菅笠のまち-

こんにちは、藤田です!


今日はつくりもん以外の福岡町にある魅力の一つで、国の伝統的工芸品にも指定されている「越中福岡の菅笠」について紹介していきます!

ここ福岡町では、約400年前から菅笠の生産が行われてきました。
加賀藩が生産奨励したことにより、菅笠は全国に広まっていき、現在も90%が福岡町で生産されています。

菅笠を作るには多くの工程が必要です。
菅の栽培から菅骨作り、菅縫い、仕上げ、そして出荷、この全ての工程がここ福岡町で行われてきました。
長い歴史の中で高い品質を保ち受け継がれた「越中福岡の菅笠製作技術」は、
平成21年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。



実は私も昨年、すげ縫いの体験を行ったのですが、菅笠の三分の一を縫うだけも6時間ほどかかり、とても繊細で、
根気のいる作業でした。
作り手の方の手際のよい、精確な縫いの技術を見て感動したことを覚えています。




そして現在、菅笠振興会では菅笠はもちろん、他にも円座やコースター、名刺入れ、アクセサリーなど、
さまざまな製品が制作されています。
水に強く、香りの良い菅の性質を活かしてマスクも作られています!

福岡駅近くにある土産屋「さんちょんぴん蔵」や、菅笠振興会のHP(sugegasa.jp/)からも購入できます。

ご興味のある方は是非アクセスしてみてくださいね!

☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと13日!

2020.10.09

つくりもんの挑戦と転機!

 こんにちは!中西です。 

今日は、つくりもんまつりがどうやって注目を集めるに至ったかの歴史を紹介していきます。

地元民の祭りとして、
お地蔵様に五穀豊穣を感謝するものとして開かれていたつくりもんまつり。
観光の面としてアピールされるようになったのは、196
5年(昭和40年)頃からです。
観光用ポスターが印刷されるようになり、
作品もコンクール形式になりました。

毎年、昨年の作品が彩りを与えている、つくりもんのポスターにも長い歴史が!驚きです!


(つくりもんまつりのポスター)

1968年(昭和43年)には、NHKテレビ、
各民間テレビやラジオなどで放送されるようになると全国各地から観光客が増加することになります。
メディアの威力は今も昔も変わりませんね!
多くの人に知ってもらうことで興味やきっかけをつくることは重要です。

1971年(昭和46年)からは、
つくりもんが屋外に展示されるようになります。
これをきっかけに大作の展示が増々増えるようになります。
屋外展示になった事で高さや広さの上限が大幅に増加された事。
今までよりもっと多くの人が作品を見るため、プライドや競争心から大作が生まれてきたのではないでしょうか。

(つくりもんの大型作品たち)

1972年(昭和47年)に、NHK取材者からの提案があり「地蔵祭り」から「つくりもんまつり」として改めて名づけられました。
つくりもんまつりの名称になった意外な過去が明らかに!
確かに「
地蔵祭り」と「つくりもんまつり」だと、聞いたときの印象が全く違いますね。


1981年(昭和56年)
から町内企業からも大作が出店されるようになります。

 
2012年(平成24年)NHK・BS2により全世界に放映され
ました。

 
長い歴史の中で様々な転機と挑戦があったんですね。
つくりもんまつりはこれからも進化するため、新しい挑戦を諦めません!

今年の2020つくりもんコンテストも新しいチャレンジですね!

是非、新しいチャレンジとして、2020つくりもんコンテストへ作品を応募してみてはいかがでしょうか?


☆2020つくりもんコンテスト締め切り(1023)まであと14日!