学生ブログ

2020年12月

2020.12.07

「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」を行ってみての感想⑤

 こんにちは!吉田です。

「2020つくりもんコンテスト」へのご応募、ありがとうございました!
個性あふれるつくりもんと一緒に、皆さんの楽しそうな様子が写真から感じ取ることができて、つくりもんの魅力を伝えるお手伝いができたかなと嬉しく思っています。
 
さて、2ヶ月にわたり、学生プロジェクトメンバーから更新してきましたブログですが、今回が最後の投稿になります。
拙い文章ではありましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。
 
 
私は8月から福岡町つくりもんまつりのプロジェクトに参加しました。
県外出身で初めはつくりもんまつりすら知らなかった私ですが、300年余りの歴史や、つくりもんを制作する難しさを身をもって学ぶことができたのは、親身になって対応してくださった福岡町の方々の存在があってこそだと感じています。
 
「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」の活動では、私たちメンバーと同じように、つくりもんまつりを知らない方々の目線でつくりもんまつりを発信するというコンセプトから、一から調査し、ブログ・SNS投稿という形で発信してきました。
しかし、プロジェクトを進める中で、つくりもんまつりに関する知識だけでなく、会議やヒアリング、体験教室の参加を通じて、福岡町の方々とのつながりを生み出すことができました。
それらを最終的に、富山大学高岡キャンパスでのつくりもんのワークショップ開催という形に集結させ締めくくることができ、達成感を覚えています。
 
私自身、地域プロジェクトというものに以前から興味があり、過去にも実際に現場に足を運んで参加していくことはありましたが、今回のつくりもんまつりのプロジェクトで地域事業の存在の重要性をより実感しました。
今年度のつくりもんまつりは新型コロナウイルスの流行によって開催は中止となりましたが、例年ならば県内外から10万人の観光客を集めているとても大規模なお祭りです。しかしその大きな事業を、福岡町という小さな地域の中で、住民や町内会が協力して作り上げています。
地域づくりの中で重要なのは、一人ひとりの積極性と、地域全体の繋がりという土台なのだと、その輪の中に入って体験することができました。
この先地域との関わりについて学び、考察していく際に、今回のこの貴重な経験を役立たせていきたいと思います。
 
そして今更ではありますが、つくりもんまつりをこれだけ語ってきた私も、未だつくりもんまつりに足を運んだことがありません。
今年度のプロジェクト活動を通して、来年はさらにパワーアップしたつくりもんまつりが見られるのではないかと、今からワクワクしています!
どんな立場であれ、またつくりもんまつりに触れることが出来たら嬉しいです。
 
 
最後になりますが、2ヶ月にわたりブログを読んでくださった皆様、そして何より、右も左もわからない私たちをあたたかく迎え入れ、プロジェクト完遂にあたりご尽力いただいた福岡町の方々に、心から感謝申し上げます。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました!
来年の福岡町つくりもんまつりでお待ちしております!

2020.12.06

「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」を行ってみての感想④

 こんにちは!以前初めて番外扁を担当させていただいた大場です。

つくりもんは今年はInstagramでの展示ということで、私もInstagramをインストールし、日に日に増えていく応募作品を楽しく見ていました。
今年は動物をモチーフにした作品が多く、可愛らしい作品ばかりでした。どの作品もカットせずに野菜そのものの形を生かしつつモチーフの動物の特徴も再現できていることに感心しました。
 
ご存じの通り、富山大学高岡キャンパスでも「つくりもんワークショップin芸文」が開催され、講師の方に教えていただきながらつくりもんを作る絶好のチャンスがありました。
しかし、残念ながら私は授業と時間が重複してしまい、参加することはできませんでした。参加した先輩方の体験談を見ると、それぞれこだわりを利かせた個性的な動物たちばかりで、制作の段階でも、上手に要領よく作っていくためのコツや順序があり、野菜同士をくっつけるという一つの作業においても色々と考えることが多く、単純なものではないのだと思いました。
それを踏まえて自分自身の思い描く動物と野菜の性格を上手く条件を合致させて手を動かすのはとても楽しいだろうなと思います。参加できなくて本当に残念です。
 
 
私はこのプロジェクトで何をしていたかというと、全国のあらゆる野菜イベントや野菜祭り、収穫祭など、とにかく野菜に関する催し物を調べて、最終的にはその実行委員会や企画団体に、つくりもん祭りの紹介をしつつInstagramへの作品投稿をメールで呼びかけるという作業をしていました。
つくりもんまつりに関連して、全国の数ある野菜イベントの中でも野菜を使って展示物を制作したり、その地域ならではの特徴的な野菜でコンテストを開催したりと、特に見応えがあると思ったイベントを中心に調べました。以前、番外編で紹介せさていただいた大根やぐらもそのうちの一つです。
そして13の団体に作品投稿のお誘いメールを送信しました。更に、国内だけでなく海外のイベント4団体にも呼び掛けてみました!メールの内容としては、まずつくりもんまつりの概要を説明したうえで今年はInstagramによる投稿形式になったことを伝え、2020つくりもんまつりのポスターも添付し作品応募を呼びかけました。
どんな返事がくるかと楽しみに待っていましたが、どの団体からも一向に返事が来ることはありませんでした。
つくりもんまつり同様に野菜関連のイベントが恒例行事となっている地域の方々にも参加していただけたら更に盛り上がっていたと思うし、つくりもんまつりを全国の人々に知ってもらえる機会になると思ったのですが、非常に残念です。
 
しかし、全国の野菜イベントの調査をできたことは私自身にとって良い経験でした。どの地域がどんな野菜の生産に特化しているのかを知ることができ、つくりもんまつりのように、時代の変化とともに祭りが起こった当時と現在とで変化が見られるものもあり面白かったです。
以前紹介した大根やぐらの他にも、にんじんの大きさを競う山梨県市川三郷町の大塚にんじん収穫祭、カボチャの見栄えや重さを競う北海道佐呂間町のシンデレラ夢まつりといったコンテスト形式のイベントも個人的に興味を持ちました。
どのイベントも地元の野菜の魅力を発信したり、収穫を祝うために地域住民が結束してイベントを立てていることが共通していました。100年以上続いている歴史ある祭りは特に主催者の方々の地元愛も変わらず受け継がれているように感じました。
また、地元野菜や地域の風土、環境を祭りで県外にPRすることで定住民の流入を図るといった地方創生に役立てている地域もあり、地元に何か誇れる行事や特産物があることの可能性の大きさを感じました。つくりもんまつりも、更に全国的に広まってほしいと思いました。
 
今回このプロジェクトに参加させていただいたことで地元高岡のつくりもんまつりについて多くの新発見を得ることができ、あらゆる地域の伝統文化にも関心を持つきっかけとなりました。
なんといっても江戸時代から続いていること、これまでにいくつかの大きな賞を受賞していることも地元住民でありながら知りませんでした。使われている野菜も地元の、面白い形をした野菜がたくさん使われていて、その野菜一つ一つをよく観察することもつくりもんの一つの鑑賞の仕方だと思います。
来年のつくりもんまつりは是非会場に足を運んで本物の作品をじっくりと鑑賞したいです。
 
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!

2020.12.02

「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」を行ってみての感想③

 こんにちは中西です!

今回は私がこれまで「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」に関わらせていただいた感想をお話しします。


このプロジェクトに参加してみて、福岡町の人にお話を伺ったり、実際につくりもんを作る機会がありました。

最初は全くつくりもんまつりについて知らなかったのですが、少しずつ知っていくうちに歴史的な祭という事だけでなく、地域の中で身近に親しまれている祭だということがわかりました。300年も受け継がれる祭は、やはりその町の人々の意志があるからこそ続いてきたものなんだと実感します。


また個人的に面白いなと思った所は、地区作品という括りです。個人や家族でもつくりもんを作ることはできますが、2階建の大きさのような大きなつくりもんを作るには、人手がいりますね。地区ごとにつくりもんが作られることによって、地区の人々が繋がれる場所。世代を超えて交流できる場所。つくりもんまつりは、つくりもんを作るだけの祭りではなく、そういった人と人の繋がりの場にもなるところが、人々が続けたいと思う理由の1つじゃないかなと思いました。


また、企業作品も新しい括りとして参加できることは、今までにない繋がりが期待できて魅力的な試みだと思いました。まだまだ、進化が期待されるつくりもんまつり、今後の挑戦にも目が離せませんね!


今年はオンライン開催になったつくりもんまつりでしたが、少人数や個人で作るつくりもんも楽しく制作できました。今度は、実際に福岡町で行われるつくりもんまつりに是非参加してみようと思います。


このプロジェクトに参加できて本当に良かったです!協力していただいた方々、関係者の方々も本当にありがとうございます。

最後まで読んでいただきありがとうございました‼︎

2020.12.01

「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」を行ってみての感想②

 こんにちは、前川です!

 
今回私は番外編担当として、野々市市の野菜神輿(みこし)や、福岡町のカメラ館について紹介させて頂きました!
 
このプロジェクトを通して、地元にいながら知らなかったお祭りに触れ、ずっと気になっていたカメラ館にお邪魔させて頂き、レポートできたことをうれしく思います。
 
毎回少し長くなってしまいましたが、読んでくれた皆さま、ありがとうございました!
 
今年はコロナのため、イベントやお祭りが開催されず、どこか寂しい年になりましたね…。しかし今年のつくりもんまつりは、今までの開催方法とは異なり、自宅で作ってインスタグラムにアップしたり、ワークショップを行ったり、違った形でつくりもんまつりを身近に感じられたのではないでしょうか?
 
私自身、つくりもんまつりについて知らないことばかりでしたが、プロジェクトを通して、つくりもんに触れ、制作してみることで、お祭りを身近に感じることができました。
来年はお祭りに参加して、つくりもんまつりについてより知っていきたいです!
 
このプロジェクトを最後まで楽しんで行うことができたのは、参加者の皆様、つくりもんまつりの関係者の皆様の協力があったからだと思います。ありがとうござました!
 
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