学生ブログ

2020.10.10

福岡町ってこんなところ-菅笠のまち-

こんにちは、藤田です!


今日はつくりもん以外の福岡町にある魅力の一つで、国の伝統的工芸品にも指定されている「越中福岡の菅笠」について紹介していきます!

ここ福岡町では、約400年前から菅笠の生産が行われてきました。
加賀藩が生産奨励したことにより、菅笠は全国に広まっていき、現在も90%が福岡町で生産されています。

菅笠を作るには多くの工程が必要です。
菅の栽培から菅骨作り、菅縫い、仕上げ、そして出荷、この全ての工程がここ福岡町で行われてきました。
長い歴史の中で高い品質を保ち受け継がれた「越中福岡の菅笠製作技術」は、
平成21年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。



実は私も昨年、すげ縫いの体験を行ったのですが、菅笠の三分の一を縫うだけも6時間ほどかかり、とても繊細で、
根気のいる作業でした。
作り手の方の手際のよい、精確な縫いの技術を見て感動したことを覚えています。




そして現在、菅笠振興会では菅笠はもちろん、他にも円座やコースター、名刺入れ、アクセサリーなど、
さまざまな製品が制作されています。
水に強く、香りの良い菅の性質を活かしてマスクも作られています!

福岡駅近くにある土産屋「さんちょんぴん蔵」や、菅笠振興会のHP(sugegasa.jp/)からも購入できます。

ご興味のある方は是非アクセスしてみてくださいね!

☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと13日!