学生ブログ

2020.10.13

気になった作品PICK UP!

こんにちは!吉田です。
今回は、これまでの作品の中から私が特に気になった作品をご紹介いたします。

 

その作品がこちらです!

 

こちらは、昨年度出品され、一般の部で優勝された新栄町自治会さんの「東京さんぽ」です。
なんとこの作品は昼夜2部構成になっており、つくりもんで表現された昼と夜の東京の様子を歩きながら見てもらうというコンセプトで作られています。

 

こちらが昼の東京さんぽです。

人物や構造物の細やかな表現が、東京ならではの良い騒がしさを生み出しているように感じます。
ザワザワ…という音が聞こえてきそうで、ワクワクしますね!

一番興味深かったのは、トウモロコシによるビルの表現です。

一粒一粒が窓になっており、所々空きを作ることで、そのまばら感がより忠実に再現されています。
発想力と細部までのこだわりが本当に素晴らしいですね。

 

そしてこちらが、夜の東京さんぽです。

花火に照らされて東京全体が暖かい色に染まる表現は、あたたかみのあるつくりもんの特徴を存分に生かしてできています!

 

実際に昼の東京を見た後に歩いてこの作品にたどり着くような仕組みなので、
この作品の中に入り込んで、つくりもんの人たちと一緒に花火を見上げているような感覚になるのかもしれませんね。

 

風景や人の営みを描いたつくりもんが持つ、見ている人を作品の世界に引き込む力は、
他の芸術作品にはあまり見られない独特なもののように思います。

 

今年度の2020つくりもんコンテストにも、つくりもんの世界が楽しめるような作品が見られたら嬉しいですね!

 

2020つくりもんコンテスト締め切り(1023)まであと10日!