学生ブログ

2020.10.12

福岡ってこんなところ ー菅笠問屋ー

 こんにちは、中西です。


今日はつくりもん以外の福岡町にある魅力の一つ、日本遺産に指定されている「菅笠問屋の町並み」について紹介していきます。
まず日本遺産とは何かについて説明します。

日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。

東京五輪2020までに100件の登録を目指し、現在は104件の登録が行われました。

よく聞く文化財との違いとしては、文化財は個々の価値を重視します。

しかし、日本遺産は地域に点在する文化財・遺産を歴史ストーリーとして関連させ地域全体を活用すること重視します。

このストーリー性を国内外へ発信することで地域活性化を図ることが目的です。


富山県高岡市は、「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡―人、技、心―」として日本遺産に登録されています。

その構成文化財のとして、国宝の瑞龍寺や高岡城跡などがあり、福岡地区の「越中福岡の菅笠製作技術」と「菅笠問屋の町並み」も日本遺産として20164月に追加認定されました。


(菅笠問屋の町並み)
福岡の菅笠は江戸時代から加賀笠として広く知られ、一大生産地として全国シェアの9割以上を占めるようになりました。
旧北陸街道沿いには伝統的な町並みが良く残っており、菅笠生産による賑わいを物語っています。

それが今回の菅笠問屋です。
実際に、町並みを見てみると奥長の建物であり、普通の町並みとは違う雰囲気を味わえます。
古い町並みとして、格子目が細かい千本格子(さまのこ)や格子窓、格子なども見られました。

福岡は文化と歴史が根付く町ですね。
つくりもんまつり訪れる際には、是非福岡町全体を観光してみてはいかがでしょう。

 2020つくりもんコンテスト締め切り(1023)まであと11日!