学生ブログ
2020.09.30
つくりもんってどう作るの?
こんにちは、中西です。
今まで、つくりもんまつりの歴史や地域との関係性について話してきました。でも、実際つくりもんってどう作っているの?と思われている頃だと思います。そこで今回は、私たちが実際に挑戦したつくりもんの作り方《小さいサイズ》を紹介します。
【道具】:爪楊枝・竹串・金槌・ボンド・グルーガン・キリ
【材料】:野菜(ちょっと変わった材料例:トウモロコシの種・麩・卵の殻・落花生の殻・パンの耳...)野菜の他にも色々なものを使ってみると創造の幅が広がるかもしれません。
『ポイント!』
野菜は同じサイズばかりではなくサイズ間の違うものを選ぶとつくりやすいです。
1. 野菜選び
つくりもんの作り方は大まかに分けて2通りあります。1通り目は、野菜の形からインスピレーションを受けて題材を考える方法。2通り目は、題材を決めてから合う野菜を決めていく方法です。野菜選びは、どちらかやりやすい方法で選ぶのが作りやすいかもしれません。
『ポイント!』
野菜自体を切ったり加工したりせず、野菜のその物の形を生かした作品になるとつくりもんらしい作品になります。
2.大きな野菜をくっつける
骨格や体格、根幹になる大きな野菜同士をくっつけます。また、穴が空きにくい野菜は電子ドリルで予め穴を開けておき、竹串でくっつけるとスムーズに接合できます。大きな野菜は竹串一本だと支えられない事があるので、何本かバランス良く入れておくと安定しやすいかもしれません。顔のパーツや装飾といった細かいパーツは、後に付ける方が仕上げやすいです。
『ポイント!』
カボチャや瓜など丸いものが地面との接着面になると不安定になることがあります。そういった場合は予め釘の打ってある木の台に固定すると安定します。
3.小さな野菜をくっつける
野菜と野菜をくっつける方法も、幾つかあります。爪楊枝を野菜に刺してくっつける事が多いですが、くっつきにくい場合は竹串を使ったり数を増やしたりすることで固定します。それでもくっつかないものは、あまり使わない方が良いですがボンドやグルーガンを作って接着します。
『ポイント!』
中身がギッシリ詰まっているカボチャやナスなどの野菜と野菜はくっつきやすいです。しかし、ピーマンやトマトと言ったものは、爪楊枝では接合威力が弱いので注意です!
今回紹介したのは、小さいサイズのつくりもんですが、大きな作品の場合はまた制作過程が違ってきます。サイズがとても大きいので、骨格は野菜で作らず表面に野菜を配置することが多いそうです。
今年のオンライン開催であるつくりもんコンテスト2020は小さいサイズのつくりもんが作る事がメインです。皆さんのオリジナリティー溢れるつくりもんのご応募楽しみにしています!
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(10月23日)まであと23日!