学生ブログ

2020.09.28

移り変わるひと、まつり

こんにちは!吉田です。
今日は、調査の中で見えてきた、長いつくりもんまつりの変遷についてお話しします。

江戸時代に行われていた催しでは、藁で制作した5,6体の「つくりもの」を田んぼに展示していたとされています。
しかし昭和30年時代になると、民家の中で作品が展示され、出来栄えを競い合うコンクール形式が採用されました。日中だと家の中が見えてしまうこともあり、お祭りは夜に行われていたそうです!家族でつくりもんまつりに参加していたのですね。
その後、それぞれの車庫で展示が行われたり、町内単位で作品が制作されたりするようになると、作品の規模が大きくなり始めました。年間に40前後の作品が出品されるようになったのもこの頃です。
また、昭和43年にNHKテレビなどから取材を受け全国的に放送されてから、地域内外に関わらず多くの人がお祭りに訪れるようになりました。お祭り自体も地域をあげて準備され、今ではテントなどを設営して展示が行われています。

こうして振り返ると、家族から町内に、お祭りに携わる人の単位が変化し、
またつくりもんまつりが地域外にオープンになったことで、更に変化してきたのが分かりますね!

今回の2020つくりもんコンテストも場所を問わずに参加できるので、よりたくさんの方に参加していただけるのではないかと感じています。
今からワクワクがとまりません!

☆2020つくりもんコンテスト締切(10月23日)まであと25日!