学生ブログ

2020.10.05

福岡町ってこんなところ!―雅楽のまち―

 こんにちは!吉田です。

今日はつくりもんからは少し離れて、福岡町のまた違う魅力をご紹介します。

 福岡町はつくりもんまつり以外にも様々な伝統が継承されている地で、その一つに雅楽が挙げられます。

 江戸時代の後期に神社や寺院の式楽として雅楽が親しまれたのが始まりとなり、
文久元(1861)年には、「暢日連」という愛好会がされました。
後に「洋遊会」として新たに組織され、平成23年に発足150周年を迎えました。

 洋遊会さんは福岡町だけでなく、全国各地の行事や、海外でも活躍されているそうですよ!
まさにクールジャパン、大切な伝統ですね。

また雅楽は、昭和45年に旧福岡町の無形文化財に指定されており、
福岡駅前には、雅楽の装束や楽器の展示が行われている「雅楽の館」があります。

我々も実際に訪問してみました!

 

ほとんどが実際に使用されていた品物で、繊細なものばかりで感動しました。
その中でも特に迫力のあったものがこちら。

 これは「蘭陵王」という曲目のもので、平安時代のスポーツ行事では花形の、応援の舞として親しまれていたようです。
とても貴重な絹糸などが用いられていて、とても高価なものなのだとか…!?

 ところでみなさん、この蘭陵王…どこかで見たことありませんか?

 実はなんと、

 2016年に大型の部で優勝した末広会さんのつくりもんが、この「蘭陵王」をモチーフにしているのです!
再現度の高さも素晴らしいですが、勇ましいお顔もまた迫力がありますね!

また蘭陵王のつくりもんのレプリカが、福岡駅併設の福岡観光物産館で展示されています。
いつか福岡町に来た時には、実際に見てみてくださいね!

 

2020つくりもんコンテスト締め切り(1023)まであと18日!