こんにちは!中西です。
今日は、「つくりもんワークショップin芸文」の開催側の感想をお話しします!
前回は、つくりもんまつりを体験する側でしたが、今回は開催側として新鮮な体験をすることができました。
先ずは、前回のワークショップをお手本に、開催前準備としてつくりもんの細かいパーツの準備を行いました。目や鼻のパーツになりやすい豆などの細かいパーツは、予め釘を刺しておきます。豆にも釘の刺しやすさがあり苦戦しました。フォルム全体が曲線を描く豆は安定しづらく、釘が真っ直ぐ刺さりにくいもの。特に乾燥している豆などは、割れてしまうものもありました。前回は気付かなかった、作りやすいように考えられた小さな優しさに、気付けるのも開催側の面白さですね。
また、私自身も見本の1つとして、つくりもんづくりに再挑戦してみました。
それがこちらです!
人参を咥えた可愛い白ウサギさんができました。
顔の部分はカブ。耳の部分はミョウガ。胴体の部分はカボチャ。足と尻尾は里芋。目は予め準備していた豆を使用しました。今まで、表面が緑やオレンジのカボチャは見たことがありましたが、白いカボチャは初めて見ました。新しい野菜との出会いも、つくりもんの楽しみ方の1つですね。
その後は、カボチャは煮付けに、その他の部分は鍋の具材として美味しくいただきました。
他にも、前回の経験を生かして今回のつくりもんワークショップでは、ある程度時間に余裕のある制作時間の提供を心がけました。また、今回はつくりもんの作品を事前にテーマ設定をさせていただいた事もあり、つくり手側にとってある程度の想像を膨らませて来ていただいたのも、時間に余裕をもてた事の一つだと思います。
勿論、その場の野菜と運命的な出会いを果たし、つくりもんを連想される人もいました。新しいつくりもんが出来ていく様子は、開催しているこちら側もワクワクして、とても楽しいワークショップになったと思います。
2020つくりもんまつりは、インスタグラムへの投稿という形式をとっていますね。今回は、その影響もあり作品だけでなく、作品を魅せる撮影への拘りも感じることができました。前回は制作した場所での作品撮影や、ブルーシートの上など背景を気にすることなく写真を撮っていましたが、今回は、芝生の上や紅葉で色付いた落ち葉の中など、自然の中にあるつくりもんを撮影できたので、より作品が生き生きと際立っています。
撮影された作品が気になる方は、是非インスタグラムでチェックして見て下さい。
そして、自分だけのつくりもんを投稿してみてはいかがでしょうか。
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(11月23日)まであと2日