学生ブログ

2020.12.07

「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」を行ってみての感想⑤

 こんにちは!吉田です。

「2020つくりもんコンテスト」へのご応募、ありがとうございました!
個性あふれるつくりもんと一緒に、皆さんの楽しそうな様子が写真から感じ取ることができて、つくりもんの魅力を伝えるお手伝いができたかなと嬉しく思っています。
 
さて、2ヶ月にわたり、学生プロジェクトメンバーから更新してきましたブログですが、今回が最後の投稿になります。
拙い文章ではありましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。
 
 
私は8月から福岡町つくりもんまつりのプロジェクトに参加しました。
県外出身で初めはつくりもんまつりすら知らなかった私ですが、300年余りの歴史や、つくりもんを制作する難しさを身をもって学ぶことができたのは、親身になって対応してくださった福岡町の方々の存在があってこそだと感じています。
 
「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」の活動では、私たちメンバーと同じように、つくりもんまつりを知らない方々の目線でつくりもんまつりを発信するというコンセプトから、一から調査し、ブログ・SNS投稿という形で発信してきました。
しかし、プロジェクトを進める中で、つくりもんまつりに関する知識だけでなく、会議やヒアリング、体験教室の参加を通じて、福岡町の方々とのつながりを生み出すことができました。
それらを最終的に、富山大学高岡キャンパスでのつくりもんのワークショップ開催という形に集結させ締めくくることができ、達成感を覚えています。
 
私自身、地域プロジェクトというものに以前から興味があり、過去にも実際に現場に足を運んで参加していくことはありましたが、今回のつくりもんまつりのプロジェクトで地域事業の存在の重要性をより実感しました。
今年度のつくりもんまつりは新型コロナウイルスの流行によって開催は中止となりましたが、例年ならば県内外から10万人の観光客を集めているとても大規模なお祭りです。しかしその大きな事業を、福岡町という小さな地域の中で、住民や町内会が協力して作り上げています。
地域づくりの中で重要なのは、一人ひとりの積極性と、地域全体の繋がりという土台なのだと、その輪の中に入って体験することができました。
この先地域との関わりについて学び、考察していく際に、今回のこの貴重な経験を役立たせていきたいと思います。
 
そして今更ではありますが、つくりもんまつりをこれだけ語ってきた私も、未だつくりもんまつりに足を運んだことがありません。
今年度のプロジェクト活動を通して、来年はさらにパワーアップしたつくりもんまつりが見られるのではないかと、今からワクワクしています!
どんな立場であれ、またつくりもんまつりに触れることが出来たら嬉しいです。
 
 
最後になりますが、2ヶ月にわたりブログを読んでくださった皆様、そして何より、右も左もわからない私たちをあたたかく迎え入れ、プロジェクト完遂にあたりご尽力いただいた福岡町の方々に、心から感謝申し上げます。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました!
来年の福岡町つくりもんまつりでお待ちしております!

2020.12.06

「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」を行ってみての感想④

 こんにちは!以前初めて番外扁を担当させていただいた大場です。

つくりもんは今年はInstagramでの展示ということで、私もInstagramをインストールし、日に日に増えていく応募作品を楽しく見ていました。
今年は動物をモチーフにした作品が多く、可愛らしい作品ばかりでした。どの作品もカットせずに野菜そのものの形を生かしつつモチーフの動物の特徴も再現できていることに感心しました。
 
ご存じの通り、富山大学高岡キャンパスでも「つくりもんワークショップin芸文」が開催され、講師の方に教えていただきながらつくりもんを作る絶好のチャンスがありました。
しかし、残念ながら私は授業と時間が重複してしまい、参加することはできませんでした。参加した先輩方の体験談を見ると、それぞれこだわりを利かせた個性的な動物たちばかりで、制作の段階でも、上手に要領よく作っていくためのコツや順序があり、野菜同士をくっつけるという一つの作業においても色々と考えることが多く、単純なものではないのだと思いました。
それを踏まえて自分自身の思い描く動物と野菜の性格を上手く条件を合致させて手を動かすのはとても楽しいだろうなと思います。参加できなくて本当に残念です。
 
 
私はこのプロジェクトで何をしていたかというと、全国のあらゆる野菜イベントや野菜祭り、収穫祭など、とにかく野菜に関する催し物を調べて、最終的にはその実行委員会や企画団体に、つくりもん祭りの紹介をしつつInstagramへの作品投稿をメールで呼びかけるという作業をしていました。
つくりもんまつりに関連して、全国の数ある野菜イベントの中でも野菜を使って展示物を制作したり、その地域ならではの特徴的な野菜でコンテストを開催したりと、特に見応えがあると思ったイベントを中心に調べました。以前、番外編で紹介せさていただいた大根やぐらもそのうちの一つです。
そして13の団体に作品投稿のお誘いメールを送信しました。更に、国内だけでなく海外のイベント4団体にも呼び掛けてみました!メールの内容としては、まずつくりもんまつりの概要を説明したうえで今年はInstagramによる投稿形式になったことを伝え、2020つくりもんまつりのポスターも添付し作品応募を呼びかけました。
どんな返事がくるかと楽しみに待っていましたが、どの団体からも一向に返事が来ることはありませんでした。
つくりもんまつり同様に野菜関連のイベントが恒例行事となっている地域の方々にも参加していただけたら更に盛り上がっていたと思うし、つくりもんまつりを全国の人々に知ってもらえる機会になると思ったのですが、非常に残念です。
 
しかし、全国の野菜イベントの調査をできたことは私自身にとって良い経験でした。どの地域がどんな野菜の生産に特化しているのかを知ることができ、つくりもんまつりのように、時代の変化とともに祭りが起こった当時と現在とで変化が見られるものもあり面白かったです。
以前紹介した大根やぐらの他にも、にんじんの大きさを競う山梨県市川三郷町の大塚にんじん収穫祭、カボチャの見栄えや重さを競う北海道佐呂間町のシンデレラ夢まつりといったコンテスト形式のイベントも個人的に興味を持ちました。
どのイベントも地元の野菜の魅力を発信したり、収穫を祝うために地域住民が結束してイベントを立てていることが共通していました。100年以上続いている歴史ある祭りは特に主催者の方々の地元愛も変わらず受け継がれているように感じました。
また、地元野菜や地域の風土、環境を祭りで県外にPRすることで定住民の流入を図るといった地方創生に役立てている地域もあり、地元に何か誇れる行事や特産物があることの可能性の大きさを感じました。つくりもんまつりも、更に全国的に広まってほしいと思いました。
 
今回このプロジェクトに参加させていただいたことで地元高岡のつくりもんまつりについて多くの新発見を得ることができ、あらゆる地域の伝統文化にも関心を持つきっかけとなりました。
なんといっても江戸時代から続いていること、これまでにいくつかの大きな賞を受賞していることも地元住民でありながら知りませんでした。使われている野菜も地元の、面白い形をした野菜がたくさん使われていて、その野菜一つ一つをよく観察することもつくりもんの一つの鑑賞の仕方だと思います。
来年のつくりもんまつりは是非会場に足を運んで本物の作品をじっくりと鑑賞したいです。
 
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました!

2020.12.02

「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」を行ってみての感想③

 こんにちは中西です!

今回は私がこれまで「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」に関わらせていただいた感想をお話しします。


このプロジェクトに参加してみて、福岡町の人にお話を伺ったり、実際につくりもんを作る機会がありました。

最初は全くつくりもんまつりについて知らなかったのですが、少しずつ知っていくうちに歴史的な祭という事だけでなく、地域の中で身近に親しまれている祭だということがわかりました。300年も受け継がれる祭は、やはりその町の人々の意志があるからこそ続いてきたものなんだと実感します。


また個人的に面白いなと思った所は、地区作品という括りです。個人や家族でもつくりもんを作ることはできますが、2階建の大きさのような大きなつくりもんを作るには、人手がいりますね。地区ごとにつくりもんが作られることによって、地区の人々が繋がれる場所。世代を超えて交流できる場所。つくりもんまつりは、つくりもんを作るだけの祭りではなく、そういった人と人の繋がりの場にもなるところが、人々が続けたいと思う理由の1つじゃないかなと思いました。


また、企業作品も新しい括りとして参加できることは、今までにない繋がりが期待できて魅力的な試みだと思いました。まだまだ、進化が期待されるつくりもんまつり、今後の挑戦にも目が離せませんね!


今年はオンライン開催になったつくりもんまつりでしたが、少人数や個人で作るつくりもんも楽しく制作できました。今度は、実際に福岡町で行われるつくりもんまつりに是非参加してみようと思います。


このプロジェクトに参加できて本当に良かったです!協力していただいた方々、関係者の方々も本当にありがとうございます。

最後まで読んでいただきありがとうございました‼︎

2020.12.01

「発信!つくりもん学生プロジェクト2020」を行ってみての感想②

 こんにちは、前川です!

 
今回私は番外編担当として、野々市市の野菜神輿(みこし)や、福岡町のカメラ館について紹介させて頂きました!
 
このプロジェクトを通して、地元にいながら知らなかったお祭りに触れ、ずっと気になっていたカメラ館にお邪魔させて頂き、レポートできたことをうれしく思います。
 
毎回少し長くなってしまいましたが、読んでくれた皆さま、ありがとうございました!
 
今年はコロナのため、イベントやお祭りが開催されず、どこか寂しい年になりましたね…。しかし今年のつくりもんまつりは、今までの開催方法とは異なり、自宅で作ってインスタグラムにアップしたり、ワークショップを行ったり、違った形でつくりもんまつりを身近に感じられたのではないでしょうか?
 
私自身、つくりもんまつりについて知らないことばかりでしたが、プロジェクトを通して、つくりもんに触れ、制作してみることで、お祭りを身近に感じることができました。
来年はお祭りに参加して、つくりもんまつりについてより知っていきたいです!
 
このプロジェクトを最後まで楽しんで行うことができたのは、参加者の皆様、つくりもんまつりの関係者の皆様の協力があったからだと思います。ありがとうござました!
 
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「#2020つくりもん」で検索!
募集したつくりもんの作品をご覧いただけます。

2020.11.23

番外編:全国の野菜イベント①「大根やぐら」

皆さん初めまして。今回番外編を担当させていただく大場です。

私はつくりもん祭りに関連して全国の野菜を使った変わったお祭りやイベントについて調べていました。今回はその結果をピックアップしてご紹介します!

まず、一口に「野菜を使った祭り」といっても幅広いもので、つくりもん祭りのように野菜でオブジェクトや神輿を作るもの、収穫された野菜の大きさや形の面白さを競うもの、盛大なパレードで収穫をお祝いするものなど、例年全国各地では様々な特色あるお祭り、イベントが開催されているようです。

今回の番外編ではその中からピックアップした、宮崎県の「大根やぐら」を紹介します。


☆夜になればライトアップも!宮崎冬の風物詩「大根やぐら」☆

宮崎県宮崎市の田野・清武町の名産品といえばたくあん。皆さん、たくあんができる工程って見たことあるでしょうか?

実はこの田野・清武域の大根たち、干される姿が独特で、地元の冬の風物詩になっているんです。その様子がこちら。

見ての通り、竹の骨組みで作られたやぐらにこれでもかというくらいびっしりと大根が吊るされています…!
その名も「大根やぐら」。その高さはなんと6mにもなるそうです。全長は50mのものから150mのものまであるとか。
こんなに巨大なやぐらを毎年、冬になると地域の農家さんが全て手作業で組み上げていくのです。


☆たくあんといえば田野町!漬物大根生産量日本一を誇るその理由とは☆

現在は田野・清武域に300以上もの大根やぐらが毎年出現します。なぜ宮崎市田野・清武域でこんなにも発展したのでしょうか。

秘密はその風土にありました。元々は鹿児島が発祥であり、昭和35年頃にある鹿児島県のたくあん業者が田野・清武域を干し大根栽培に適地として着目したのがきっかけでした。

その土壌は黒色火山灰で、黒ボクと赤ホヤという弱酸性の土成分を多く含む、漬物大根栽培に適した土壌であること、そして田野・清武域の特徴的気候であり、大根の乾燥に大きく貢献している「鰐塚(わにづか)おろし」が吹くことが大きな理由でした。この「鰐塚おろし」は冬になると鰐塚山から吹き下ろす北西の寒風で、これにさらされることによって大根はよく乾燥され、良質な干し大根となるのです。

田野・清武域はこれらに加えて、地形が高台であること、冬場でも雨が少ないこと、気温が大根を痛める氷点下にならないことといった、大根乾燥に適したいくつもの条件が見事合致しているのです。

また、こうした特徴的土地柄に合わせてやぐらの片側だけでなく両側に大根をかけるなど、鹿児島とは異なった手法になっているのも特徴です。


☆一家で一丸!大根やぐらができるまで☆

大根やぐらは毎年11月、一つ一つ農家さんと地域住民が力を合わせて手作業で組み立てられています。農家一家総出で一週間かけて竹でやぐらを組み立てます。

昭和35年当初は杉の木材を使用していましたが、最近では安価で
軽量な竹が主流になっているそうです。
長年培ってきた技を頼りに巨大なやぐらを完成させます。

乾燥の段階では、初日の朝は大根を掘り起こすところから始まり、昼になると組み立てたやぐらに干し、夜になると一晩中大根の世話をし、朝になればまた収穫した大根をかける、の繰り返しです。気温が氷点下近くになる夜や降雨の際は大根の身がスカスカになってしまうためブルーシートで覆って温め、氷点下を下回ってしまえば大根が凍ってしまうのでやぐらの中でストーブを焚いて温めたりと、朝から晩まで一日中気を抜けない作業なのです。

ひと昔前に比べると生産者もやぐらの数も減少はしたものの、大根やぐらに携わる田野・清武の営農者の年齢層は全国的にも若く、若手の担い手が多いのです。家族で営農することでそれが家族の時間の確保にも繋がるのだとか。


☆田野・清武の取り組み☆

田野・清武町では大根やぐらをもっと多くの人に知ってもらおうと、空港での大根やぐらの展示や大根やぐらのある農業風景の写真展示、干し大根をかける農業体験、など、さまざまな催しが開催されています。なんと大根やぐらのライトアップもあるみたいです!

暗闇に七色が綺麗に映えていて、見事なグラデーションになってい
ます。大根のライトアップって聞くと、なんだか興味深いですよね。一度本物を見てみたいものです。

それだけでなく、今年はグッドデザイン賞「地域コミュニティ部門
」を受賞し、更なる注目を集めています。


☆まとめ☆


今回は全国の数ある野菜イベントの中から大根やぐらをピックアッ
プしてご紹介しました。

60年以上も田野・清武で代々受け継がれている大根やぐら。大根
を干すという工程においてこれだけの時間と労力がかかっていること、また、地域住民や農家の方々の結束力の強さを感じました。

個人的に印象に残ったのはやぐらのライトアップです。大根のライ
トアップというユーモアな発想で、従来のやぐらとはまた一味違った魅力が生まれていますよね。
田野・清武のその風土を活かしたあのやぐらに干され、地元民が手塩にかけたたくあんを一度は食べてみたいです。


大根やぐらについてのリンクも載せていますので気になった方は是
非覗いてみてくださいね!

以上、番外編:宮崎田野・清武町の大根やぐらの紹介でした!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

日本一の干し大根と大根やぐら - 宮崎市 (
city.miyazaki.miyazaki.jp)


2020.11.22

「つくりもんワークショップin芸文」を開催しました!④

 こんにちは、前川です!

 
今回は私がつくりもんを作った感想をお伝えしていきます!
 
 
前にずらっと並んだ野菜の中から、この野菜は○○の顔に見えるのではないか?!もしかしてこの形って動物のあのパーツに似ていない?! と野菜からイメージを湧かせながら選んでいきます。
 
 
私の目に入ってきたのはピーマンときゅうり。私にはなぜかキリンに見えたんですよ…今考えたら不思議なのですが、いざ野菜を目の前にすると動物の形や表情が浮かんでくるんです!おもむろにきゅうりとピーマンをもって席につき、顔を作り始めました。
 
あれ?キリンって確か耳があるな。((獅子唐を持ってくる
あれ?キリンって角もある。((かぶの葉の部分を少し切って持ってくる
あれ?キリンっていうか動物には目がないと…((黒豆を針で刺してあるものを持ってくる
 
私のつくりもん制作は慌ただしく始まりました。
 
そんな私を見かねてか、講師の中田さんが「何作っとるんや?」 と話しかけてくださいました。
 
私:「キリンを作りたくて…。」 
 
中田さん:「そうか、首はきゅうりか?そしたら胴体はどうするんや?」
 
私:「バランスを考えるとどの野菜も合わなくって」
 
中田さん:「胴体は重い野菜がいいな、ごぼうとかさつまいもはどうや?それより顔から作り始めると難しいぞ~!」
 
確かに…。皆さん気を付けてください。顔から作るとホントに難しくなります。ここで中田さんが行っていたのは、机に大雑把に並べてバランスをとること。とっても重要です。全体像も見えてきて、スムーズに進んでいきます!
そして胴体は重い方がよいということなのですが、ピーマンなどの野菜は中が空洞になっているため、胴体には向いていません。軽い獅子唐も固定するのに苦労しました。なのでできるだけ体となる部分には、重い野菜を使いましょう!
 
中田さん:「ごぼうはな、中に太めの針金を通すんや」
 
そうすると中田さんは、長いごぼうを脚の長さに合わせ切り、ごぼうに桐で穴をあけ、真っすぐ針金が通るようにしてくださいました。
 
ごぼうに針金を通し、ごぼうのしなりと針金をうまく利用して、キリンの脚の関節を再現していきます。後はごぼうに貫通させた針金は上下1cmほど余らせあったので、その部分に小さなじゃがいもを刺し、胴体のさつまいもを合わせて完成。
 
中田さん:「こんな感じやな?」
 
すごすぎる…。
あっという間にキリンの胴体が出来上がりました。
何よりこのキリン針金を利用したおかげで、自立して立つのです!!
どんな野菜でも工夫一つで、変幻自在!キリンに変身します。
 
後はきゅうりを首として竹串で固定し、最初に作った顔を付けて完成!
 
それでも物足りなく感じたので、キリンの鬣(たてがみ)としてきゅうりに切り目をいれ、その隙間に獅子唐を入れ込みました。
 
 
最初はうまくいくか心配で、キリンの顔が龍に間違えられることもありましたが、無事キリンが完成しました!!
 
あわただしく動いていた私に、中田さんも吉田さんも笑いながらアドバイスを下さり、本当にありがとうございました!
 
主催者側でありながら、つくりもんの魅力に改めて気が付かせてくれる時間でした。
本当に楽しかったです!
つくりもんコンテストの応募も残り1日となりました。
最後の機会にぜひ挑戦してみてください! 投稿もお忘れなく!
 
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(11月23日)まであと1日!

2020.11.21

「つくりもんワークショップin芸文」を開催しました!③

 こんにちは!中西です。

 

今日は、「つくりもんワークショップin芸文」の開催側の感想をお話しします!

前回は、つくりもんまつりを体験する側でしたが、今回は開催側として新鮮な体験をすることができました。

先ずは、前回のワークショップをお手本に、
開催前準備としてつくりもんの細かいパーツの準備を行いました。目や鼻のパーツになりやすい豆などの細かいパーツは、予め釘を刺しておきます。豆にも釘の刺しやすさがあり苦戦しました。フォルム全体が曲線を描く豆は安定しづらく、釘が真っ直ぐ刺さりにくいもの。特に乾燥している豆などは、割れてしまうものもありました。前回は気付かなかった、作りやすいように考えられた小さな優しさに、気付けるのも開催側の面白さですね。

また、私自身も見本の1つとして、
つくりもんづくりに再挑戦してみました。

それがこちらです!

人参を咥えた可愛い白ウサギさんができました。

顔の部分はカブ。耳の部分はミョウガ。胴体の部分はカボチャ。足と尻尾は里芋。目は予め準備していた豆を使用しました。今まで、表面が緑やオレンジのカボチャは見たことがありましたが、白いカボチャは初めて見ました。新しい野菜との出会いも、つくりもんの楽しみ方の1つですね。

その後は、カボチャは煮付けに、その他の部分は鍋の具材として美味しくいただきました。

他にも、
前回の経験を生かして今回のつくりもんワークショップでは、ある程度時間に余裕のある制作時間の提供を心がけました。また、今回はつくりもんの作品を事前にテーマ設定をさせていただいた事もあり、つくり手側にとってある程度の想像を膨らませて来ていただいたのも、時間に余裕をもてた事の一つだと思います。

勿論、その場の野菜と運命的な出会いを果たし、つくりもんを連想される人もいました。新しいつくりもんが出来ていく様子は、開催しているこちら側もワクワクして、とても楽しいワークショップになったと思います。



2020つくりもんまつりは、
インスタグラムへの投稿という形式をとっていますね。今回は、その影響もあり作品だけでなく、作品を魅せる撮影への拘りも感じることができました。前回は制作した場所での作品撮影や、ブルーシートの上など背景を気にすることなく写真を撮っていましたが、今回は、芝生の上や紅葉で色付いた落ち葉の中など、自然の中にあるつくりもんを撮影できたので、より作品が生き生きと際立っています。

撮影された作品が気になる方は、
是非インスタグラムでチェックして見て下さい。

そして、自分だけのつくりもんを投稿してみてはいかがでしょうか。

 

2020つくりもんコンテスト締め切り(11月23日)まであと2日

2020.11.20

「つくりもんワークショップin芸文」を開催しました!②

 こんにちは、藤田です!


今日のブログでは先日行った「つくりもんワークショップin芸文」について、皆さんにご報告したいと思います。

まずは野菜の調達についてです。
ワークショップで使う野菜は、つくりもんまつりに携わる方々から教わったように、
なるべく形や色に特色のあるものを揃えるようにしました。
近くのスーパーを何軒か巡りながら、この野菜は小さく細いから、動物の耳や尻尾に使えそう!など、
自分が作るとしたらどんな野菜を使ってみたいかを考えながら野菜を調達しました。

折角なら、参加者の皆さんがつくりもんワークショップのあとに美味しく食べられそうな野菜を選びました。

悩んだ結果、ナスやきゅうり、にんじん、ピーマン、パプリカなどの野菜に加えて、リンゴや柿などの果物も買い揃えました。


そしてつくりもんワークショップ当日、参加学生のつくりもんを見てみると、
自分がイメージしていたよりもっと、色々な使い方をされる野菜たちを見ることができました。

きゅうりがキリンの長い首として使われていたり、じゃがいもが犬の丸まった手足として使われていたり、、、

参加者の皆さんが試行錯誤しながらつくりもんづくりに励んでいる様子を見て、
野菜や果物で作るつくりもんならではの制作の面白みを、改めて実感することができました。

私自身はゴボウを木の枝に見立て、森の動物たちをイメージしたつくりもんを制作しました。

里いもとお麩で作られた彼らは妖怪ではありませんよ。フクロウです。

お麩で作った目でそれぞれのキャラクター性を表現したところがポイントです!

完成した作品は近々煮物としていただく予定です。

今回ワークショップに参加した皆さんもインスタ投稿後、野菜を調理して美味しく頂いてくれたら嬉しいです!

そして今回ブログをご覧になった皆さんも、旬の食材を使ってつくりもんを作ってみてはいかがでしょうか?
皆さんのご投稿をお待ちしています!

☆2020つくりもんコンテスト締め切り(11月23日)まであと3日!

2020.11.19

「つくりもんワークショップin芸文」を開催しました!①


こんにちは、吉田です。

今回は、1116日に富山大学高岡キャンパスで開催した「つくりもんワークショップin芸文」を振り返ります!

 

今回のイベントは、福岡町から中田修二さんを講師としてお迎えして、プロジェクトの学生と芸文生の十数名で行われました。
つくりもんのテーマは「動物」。皆さん思い思いに野菜を選んで、楽しそうに組み合わせていました!


 


 

中にはウーパールーパーやナマケモノなど、珍しい動物をつくりあげている学生や、
カラフルな麩を使って、ハイカラな動物を作りあげている学生もいました。

  

流石芸文生、発想が面白いものばかりですね!

 

また最後には、つくり終わった作品を外に持ち出して、草木と一緒に作品の「映え」写真を撮っていました!
つくりもんの動物が、本当に実在する動物のようでした。

 

今回の作品は、Instagramで開催中の「2020つくりもんコンテスト」にエントリーしていただきました。気になる方は、Instagram#2020つくりもん」で検索してください!


まだまだ作品を応募していますので、皆さんのご応募お待ちしています!

 

2020つくりもんコンテスト締め切り(1123)まであと4日!

2020.10.23

番外編:ミュゼふくおかカメラ館

こんにちは、番外編担当、前川です。

 
今回は福岡町にある、「ミュゼふくおかカメラ館」について紹介します!
 
 
ミュゼふくおかカメラ館とは、写真文化の魅力を伝えるミュージアムです。カメラ館は期間ごとに異なる展示会行われており、今回は、2つの展示が行われていました。

まずは「日本スポーツ写真協会報道展―スポーツに魅せられてー」という企画写真展について紹介していきます。
日本スポーツ写真協力報道写真展は、さまざまなスポーツの分野で活躍する写真家の仲間8人が発起人となり、令和元年5月に設立した、一般法人日本スポーツ写真協会が協力して行われている写真展です。
スポーツ協会の協力とのことで、アスリートの方々の写真が飾られていました。
勝者の喜びの表情から、敗者の悲しみや悔しさの表情まで事細かく切り取られており、異なる写真家の作品が飾られているため、表現の仕方も違って、興味深かったです。
私が印象に残った作品は一階の廊下に飾られていた、泉悟郎さんの作品です。その写真はマラソン選手がゴール直後に笑顔で握手を交わしている写真でした。
同じ辛さを味わった選手同士だからこそ、通じるものがあり、それを互いに称え合う様子は情熱的で、かっこよかったです。どの写真も一瞬を切り取ったものでありますが、その背景にある物語も感じることができました。
 
 
もう一つの展示は「BIRTH YEAR! NIPPON CAMERA」です。
このコレクション展では、1950年から2000年の間に誕生したカメラの中から、それぞれの年で注目すべきカメラが展示されており、その数なんと104個もありました!
その他にも、カメラの歴史・種類・価格の移り変わりなどがパネルで展示されており、奥には動画での展示も行われていました。
私が興味を持ったのは戦後に作られたカメラです。戦後という時代でありながらも、精密に作られており、現在に劣ることのないカメラは、見とれるほどでした。
また、個性的なカメラもあり、カメラの構造の変化やデザインの変化を現物で感じることができたので、貴重な経験をすることができました。
 
 
展示スペースではイベントも行われていました!
「わくわくカメラカン」
 
対象年齢は小・中学生でしたが、今回特別に参加させていただきました!
カメラのシールと、用紙をもらって準備完了。カメラが展示している場所に向かいます。
 
用紙に書かれている特徴を読み、展示のカメラを探し出します。そして展示のカメラとシールのカメラを照らし合わせ用紙張っていきます。すべて見つけることができたら、受付の方に渡しに行きます。
すると、参加賞として、各年代に作られたカメラをモチーフにした、缶バッチをもらうことができます。
(ちなみに私は、1965年のものをいただきました!)
 
体験では、楽しみながら、カメラの歴史について学ぶことができたので、とても面白かったです!
期間は12月13日までなので皆さんもカメラの歴史を学んで見ましょう!
 
今回ご協力いただいた、カメラ館の皆様、ありがとうございました!
 
 
ミュゼふくおかカメラ館では今年、公式LINEが開設されました。
公式LINEでは、コレクション展・企画展情報、また一般の方限定のお得なクーポンも配布されているので、ぜひチェックしてみてください!
 
 
「日本スポーツ写真協会報道展―スポーツに魅せられてー」
期間:10/3~11/15
入館料:一般800円、高校・大学生400円、中学生以下無料
※土日・夏休みは高校生以下無料
入館料は写真展ごとに異なります。
※「BIRTH YEAR! NIPPON CAMERA」の入館料は企画写真展に含まれます。
 
 
ミュゼふくおかカメラ館
住所:〒939-0117 富山県高岡市福岡町福岡新559
電話番号:0766-64-0550
↓公式LINE QRコード↓
また、2020つくりもんコンテストの応募期間が変更されました。
まだまだ皆さんのご応募、お待ちしております!
 
☆2020つくりもんコンテスト締め切り(11月23日)まであと31日!